お知らせ
(写真:4月28日の五稜郭公園)
函館の桜は先週末がピーク。今週半ばになると朝晩がグッと寒かったり強風が吹いたりで、ハラハラと散り始めてしまいました。
そんな中、ゴールデンウィーク突入です。恒例だった金森赤レンガ倉庫でのストリートライブ「金森大道芸」は残念ながら今年も見送ることにしました。それでも今、密かに進めている計画もあります。(ここだけの話ですが6月5日(日)の午後は空けておいて下さい。)先日は8月の「はこだて国際民俗芸術祭」も期間を短縮して開催することが発表もされ、しばし止まっていた時間が少しずつ動き出しています。世の中あまり明るいニュースが聞こえて来ない日々が続いていますが、下を向いてばかりはいられないでしょ。
そんなわけでぼちぼちひのき屋も動き出しますので、皆様も多大なる応援、ご協力をよろしくお願いしますね!
第015回はこだて国際民俗芸術祭(2022)について
http://wmdf.org/2022/0421163539
ひのき屋の事務所(株式会社ヒトココチ)では、オンラインショップにてひのき屋のCDを始めとしたグッズ等を販売しているのですが、ひのき屋だけでなく、仲間のミュージシャンのCD等も少しだけ販売していたりします。そして何を隠そう、オンラインショップでの一番の売れ筋商品はひのき屋ではなく、ウクライナの歌姫カテリーナのCDだったりします。なんと言うことだ・・・。
カテリーナは第001回のはこだて国際民俗芸術祭で初めて出会いました。バンドゥーラというウクライナの民族楽器を奏でながら美しい声で歌います。当時20代前半。人懐っこい性格で、日本語も堪能。ソロでの参加ということもあり、芸術祭期間中は市内の保育園や施設等でも気軽に演奏してくれました。以来、一緒にライブを作ったり、函館に招いて保育園で演奏してもらったりと、仲良くしています。その後も芸術祭には何度か出演してくれています。
ここのところ、カテリーナのCDの注文が立て続けに入っているようです。おそらくどこかでカテリーナのコンサートに行かれた方、もしくは最近のウクライナの状況に心を痛めた方が注文してくれたものと思います。「今ウクライナが大変だから彼女を応援しよう!」というわけではなく、今彼女の歌声を聴いてウクライナを身近に感じることは大切なことだと感じています。音楽や人を通してウクライナを少しだけ身近に感じ、少しだけ身内のような気持ちになる。そうすればテレビから流れてくるニュースも少し違って聞こえてくるかも知れません。そもそも国を越えて活動するアーティストというのはそういう役割も担っているんじゃないかと思うわけです。
カテリーナのCDはこちらから。
http://hitococochi.jp/?mode=srh&cid=&keyword=%A5%AB%A5%C6%A5%EA%A1%BC%A5%CA
連日の報道を見ながら、芸術祭や子どもフェスティバルで一緒に笑いあったロシアの人たちのこともまた気に掛けています。彼ら彼女らもまた辛い思いをしてるんだろうな。
兎にも角にも、平和がいいです。
(ワタナベ)
これはあくまでもワタナベの個人的な想い。
ここ2年ほど、ひのき屋としての仕事はほとんどなくなってしまい、この間、これまでサブ的にやっていた学童に主軸を移して乗り切って来ました。1つだけだった学童も、この2年で3つに増えました。そして今、ひのき屋のライブが通常に戻ったときを見越して、ひのき屋メンバーが不在でも3つの学童がうまく回るような体制を整えています。新しいスタッフも続々と加わっています。
今日はひのてんで初めての「味噌づくり」をするというので、覗きに行ってみました。今日は「スタッフがやってみる日」とのことで、子どもたちが帰ってくる前の時間に、大人スタッフが楽しそうに味噌づくりにチャレンジしてました。やっぱり大人だって初めてのことはワクワクするものです。そんな様子を見ていると、この人たちがずっと楽しくやっていけるように、ひのき屋も頑張って稼がにゃならんなぁという気持ちになりました。やっぱりスタッフが楽しくやれてこそ、子どもたちも楽しく過ごせるというもの。それにこの2年、学童があってこそ生き延びて来れたひのき屋です。出稼ぎをして学童にその恩も返さねばなりません。
世の中のあれこれに揺らぎながらも、少しずつ「ライブ」に対しての制限や抵抗は薄れてくると思います。これからのひのき屋はいいライブを作っていくことは大前提ですが、「学童を守る」「学童スタッフを守る=子どもたちを守る」という意識もどこかで持っていたいと思うわけです。自分たちやお客さんの「楽しい」を追求しつつ、守るべきものを守るため、より一層頑張って行かねばと思っておる次第です。
(ワタナベ)
ひのき屋ツアーが通常に戻ったときを見据えて、本腰を入れて学童のスタッフを募集しているところですが、なんだか面白いキャラクターが続々と集まってきております。どの学童でもなかなか支援員が見つからなくて苦労しているという話をよく耳にしますが、いや、確かに簡単ではないのですが、この人!と思った人には積極的に働きかけているので、一芸あり、一癖ありの大人とどんどん繋がっています。波長や条件やタイミングが合えば「ぜひスタッフに!」とお声がけするのですが、スタッフにはならずとも「企画やイベントのときには絡みましょう!」と、程よい距離感の関係が出来たりします。行動を起こすことで新しい出会いや繋がりが出来てくることは経験上わかっているので、絶えず動き続けること、挑戦し続けることが大切だなぁと改めて感じていているところです。
「カルチャーセンター臥牛館」にも着々と手が加えられています。わが社の制作部・イトウ(本業:照明)、ホンダ(本業:コントラバス)が、毎日館内のあちこちをトンチンカンチン。自分たちがより使いやすいようにリノベーションしています。なかなか楽しそうです。ここを「住むことの出来る場所」にしようとしてるんだとか。もちろん現状でも住めないことはないのですが、やはりシャワーくらいはあった方がいいとか、水回りをちゃんとしなきゃとか、いろいろあるわけです。諸々環境が整った暁には、貸物件として出されるかも知れません。そのときにはぜひ住居として、別荘として、セカンドオフィスとして、賃貸をご検討下さい。
ちなみに、現在は3Fのテナントが不動産屋さんに出されています。これからグングン面白くなっていくであろうこの臥牛館。押さえるなら今かも知れません。ひのき屋と一緒に、ここから「面白い」を発信していきませんか?(ただし、寒い。)
物件情報はコチラ↓
先日ひのてんにホッケが届けられました。ひのてんスタッフも全く面識はなかったのですが、地元の漁師さんが突然連絡をくれて届けて下さったんだとか。
実はその漁師さん。私も面識こそなかったものの、何かの機会にその存在を知り、漠然と「この人は繋がっておきたい人だな~」と思ってインスタをフォローしていました。いつもの「野生の勘」ですね。ひのてんにいらしたときには私は不在だったのですが、ホッケをいただいたと聞いてすぐに「きっとあの人に違いない」と思ったのでした。
いただいたホッケはまずは子どもたちにスケッチさせたあと、みんなで美味しく食べたそうです。嘘か信か、魚が切り身で泳いでいると思っている子がいるとも言われる現代。とても貴重な体験をさせていただきました。
熊木さん。ありがとうございました!またのご来店をお待ちしております。
(ワタナベ)