お知らせ
緊急事態宣言が明けました。まだまだ油断は出来ないとはいえ、街が、世の中が、少しだけ明るく見える気がします。
ひのき屋の公演も早速明けました。今日は函館市内の幼稚園。もちろん前々から決まっていた公演ではありましたが、ひのき屋の音楽活動もコロナの動きと共にといった感じになってしまうので、公演が決定していても「果たして本当に予定通りに出来るのか?」と、当日を迎えるまで心落ち着くことはありません。
今日は4月の札幌以来、今年度2本目のライブ。ちょっと間は空いてしまったけれど、いつも通りの楽しいライブが出来たような気がします。なんだか「ライブとライブの間が空く」ということにも慣れてしまったようで、今日は特にちぐはぐになることもなくスムーズなライブが出来たように思います。昨年あたりはライブの間が空くと感覚を忘れてしまって、なんだかうまく進行出来なかったんですよね。ライブの間が空くことに慣れるなんて、いいことなのかどうかよくわからなくはありますが。
明日も函館市内の幼稚園。来週は北海道内の幼稚園や保育園をいくつか回ります。いつなにが起こるかわからない、何があってもおかしくないご時世ですので、一つ一つのライブを大切に楽しんでいきたいと思います。
そしてやっぱりライブは楽しい!
6月も半ばとなりました。ここ1~2週間はなにやらバタバタといろんなことがあって、それは必ずしも嬉しいことばかりではなかったんですが、誰かに「こんなことがあったんだよ」と報告したくなる出来事があるというのは、それはそれで幸せなことなのかも知れないな~なんて思ったりします。どんより曇り空みたいな日が続いておりますのでね。多少波風があった方が人生も楽しい!ってなもんです。
さて、先日ひのき屋が運営する学童クラブ「てんからとんころ」と「さんさんさん」でひのき屋ミニライブを決行しました。この春もたくさんの子どもたちが仲間入りしたのですが、実はひのき屋の演奏を観たことがない子が何人もいるんです。本来であれば近所の人たちも招いて、賑やかな宴みたいなライブにしたいところだったのですが、こんなご時世なので、あくまでも身内だけのライブとさせていただきました。
ひのき屋にとっても久々のライブ。しかも「てんころ→さんさんさん」と、ちょっとした市内ライブツアーとなり、会場は各学童だったので、町会館でのライブみたいでなんだかワクワクしました。
ライブの模様は音声のみ以下でアップしています。興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。
(前編)
https://stand.fm/episodes/60bb6076ad06487c0d07a5eb
(後編)
ひのき屋の事務所「ヒトココチ」が運営するオンラインショップがあります。CDや書籍ををはじめ、ライブ会場で販売しているひのき屋グッズの数々がそこに並んでいます。なかなかライブが出来ない今、ひのき屋のグッズが購入できるのはここだけ。現在送料無料サービスキャンペーン実施中です。
さて、最近個人的に『愛と勇気の店 ワタナベストア』というメルカリショップを立ち上げました。「愛と勇気の店」というフレーズには何の意味はありません。ただなんとなく出てきた言葉です。メルカリには「匿名配送」というサービスがあるので、個人情報を伝えることに抵抗のある人にもグッズを購入してもらえるようにと、このショップを立ち上げてみました。出品されているのはヒトココチのオンラインショップと同じ新品です。ただ価格には送料をのせているので、ヒトココチショップよりも若干値段が上がります。このちょっと高くなっている分、ささやかな「オマケ」を付けてみることにしました。もちろん経費はかけられないので、事務所に2枚だけ在庫があった「粗品CD」をオマケにしてみました。「粗品CD」は以前アルバムを買ってくれた人に粗品として渡したCDで、『雨の唄』が1曲だけ入っています。すると1日で本が2冊売れました。
なんだか「オマケ」を考えることが楽しくなってきました。ただいま第二弾準備中。もちろん売上は会社に入れるのですが、こうして自分のショップを持つことで、気分的に色んな試みがしやすくなりました。相変わらずスタンドプレーな私ですが、会社には結果で応えましょう。
『書籍『プラタナスの樹』粗品CD付(¥1,500)』 フリマアプリ「メルカリ」で販売中♪
https://www.mercari.com/jp/items/m72807609111/
(ワタナベ)
追記:
『粗品CD』のジャケットデザインはワタナベ画伯の酔いどれ作品です。
緊急事態宣言真っ只中の北海道です。さっぱり兆しが見えてこない日々が続いておりますが、ひのき屋は相変わらず楽しげにやっております。「楽しく」でなく「楽しげに」としているところにやや含みを持たせております。笑
周りの音楽仲間を見ても、なにやら「楽しげに」生きている人が多いような気がします。大変なことは間違いないはずなのですが、まぁこんな稼業を選んだからには、どんな事態になろうと「楽しげに」しているのは、そのこと自体がメッセージソングなんじゃないかなぁなんて思ったりするわけです。
先日は学童の子どもたちと空き缶でごはんを炊きました。夏のキャンプに向けたトレーニングのひとつです。350mlの空き缶に米を1合。箸でシャカシャカ米を研いだあと、適量の水を入れてアルミホイルでふたをして火の上に。ほんのり焦げの匂いがしてきたら、缶を火からおろして逆さまにして10分ほど蒸らし。美味しくごはんが炊けましたとさ。
キャンプ本番まであと数回、テントを立てたりごはんを炊いたり、料理をしたりなんていうトレーニングをする予定です。
函館駅裏側の海の上に、青函連絡船として活躍していた摩周丸が停泊しています。摩周丸は現在「青函連絡船記念館」としてそこにあるのですが、毎日正午と夕方5時に大きな音の汽笛を鳴らします。
学童クラブひのてんの子どもたちは、この摩周丸の汽笛を時報にして動きます。汽笛が鳴ったらお昼ごはん。汽笛が鳴ったら帰る時間。時計じゃなく、汽笛で時間を知るという風情がなんとも言えずいいなーと思うのですが、子どもたちがこの良さを感じるのは、おそらく彼らが大人になって、自分に子どもが出来たくらいなんでしょうね。今はせいぜい思い切り外遊びを楽しんで、魂に汽笛の音を刻み込んでおいてもらいたいものです。
「シーポートへ行こう」