函館に来たらココに寄りなさい

 

「手打ちそば かね久山田」 byソガ直人(はこだて観光大使)

函館・宝来町の一角に、界隈では有名なソバ屋がある。大正時代の創業とかなりの老舗だが、堅苦しくなく気軽に入れる庶民の店である。営業時間は午前11時30分から午後2時頃までと、お昼時しか開いていない。昼休みのサラリーマンから近所の老夫婦まで、毎日お店の中はお客さんでごったがえしている。

メニューには、もりそば350円、かけそば350円などと10品程度が記されている。初めてこのお店に入り、かけそばを注文したところ大変驚かされた。ソバの容器が、ごはん茶碗位の大きさだったからである。一口でぺろりと食べてしまいそうな量だった。慌てて2品目を注文し、ようやくお腹が落ち着いた。実際、このお店では2品注文するお客さんも珍しくないと、後から知人に教えてもらった。量が少なく、内容も質素なソバ屋なのに、なぜか食後はとっても幸福感に包まれる。とってもおいしいのだ。さらに自分が健康なからだになった気さえする。サービス過多でメニューが豊富な料理屋にどっぷり慣らされた現代人にとって、おそろしいまでのシンプルさと、質素だが芯のある「食」の前に、大いなるカルチャーショックをうけた。

[data]
かね久 山田
函館市宝来町25−2
TEL0138-23-4438

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ひのき屋
1998年に函館が生んだ「トラベリングバンド」。主なメンバーはソガ直人、しまだめぐみ、雨宮牧子、ワタナベヒロシの4人。旅人としての心象風景を、篠笛の息づかい、太鼓の振動、そしてギターの音色を中心に表現します。

アジアと西洋、過去と未来。時空を自由に行き来するひのき屋。彼らは、人々の冷え切ったこころを熱くします。個々の音がひとつに響く、伝統とオリジナルのジャパニーズ・ワールドミュージック。永遠の旅人・ひのき屋の物語は、行く先々でうねりとなって、世界を変えていきます。アジアも、ヨーロッパも、イスラムも。旅がつづく限り、僕たちは変わり続ける。代表曲は「プラタナスの樹」「足踏みダンス」。北海道新聞社・第8回「北のみらい奨励賞」受賞。

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コーヒー豆とこいのぼり
コーヒー豆とこいのぼり
ひのき屋2年ぶりの新譜「コーヒー豆とこいのぼり」。 昨年12月のブラジルツアーの模様をそのまま詰め込んだ、 フォークダンスにワタナベソング、しまだの唄にソガの笛ものと、 ひのき屋ライブの美味しいところをぎゅぎゅっと詰め込んだ最高の 一品ができあがりました!最新のアレンジで、最新のひのき屋を。 ぜひ、お試しあれ!

プラタナスの樹
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『プラタナスの樹』(文・原子禅、写真・江本秀幸、監修・ひのき屋)は、ひのき屋の活動を1冊にまとめた本です。原子禅(代表作・『旭山動物園のつくり方』)の入念な取材と、江本秀幸(日本写真家協会会員)の美しい写真により、ドキュメンタリータッチで描かれています。