函館に来たらココに寄りなさい

 

「佐々木豆腐店」 byソガ直人(はこだて観光大使)

今回は、宝来町の一角にある明治16年創業の小さなお豆腐屋さんを紹介する。創業100年を超える老舗の豆腐店と聞けば、老夫婦が細々と営んでいるイメージがあるが、このお店はいつ行っても若いお二人がキビキビと働いており、新鮮な空気が漂っている。

対応がとってもさわやかなので、買い物をした後、すがすがしい気持ちにさせてくれる。入り口の戸を開けると、中はすぐに豆腐の製造場になっているので、初めて入ったときは、果たしてここで買い物をしても良いものかどうか一瞬とまどった。それでも、傍らにパック詰めされた商品が並んでいるのを発見して、ひと安心した覚えがある。

このお店のすごいところは、創業以来、木綿豆腐のみ(一丁157円)をつくり続けている点である。シンプルな商品構成で事業が継続しているところにすばらしさを感じてしまう。最大のおすすめは、毎週水曜日のみに販売される「寄せ豆腐」(189円)。数量が限定されているので、実は僕も2~3度しか食べたことがない。

豆腐本来がもつおいしさというものに気づかせてくれたお店である。

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佐々木豆腐店
函館市宝来町4-10
TEL0138-22-6732

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※本記事は2006年11月25日発行の「ひのきばやし vol.49」からの掲載になります。

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ひのき屋
1998年に函館が生んだ「トラベリングバンド」。主なメンバーはソガ直人、しまだめぐみ、雨宮牧子、ワタナベヒロシの4人。旅人としての心象風景を、篠笛の息づかい、太鼓の振動、そしてギターの音色を中心に表現します。

アジアと西洋、過去と未来。時空を自由に行き来するひのき屋。彼らは、人々の冷え切ったこころを熱くします。個々の音がひとつに響く、伝統とオリジナルのジャパニーズ・ワールドミュージック。永遠の旅人・ひのき屋の物語は、行く先々でうねりとなって、世界を変えていきます。アジアも、ヨーロッパも、イスラムも。旅がつづく限り、僕たちは変わり続ける。代表曲は「プラタナスの樹」「足踏みダンス」。北海道新聞社・第8回「北のみらい奨励賞」受賞。

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